項目 | 指導の方向性 | トレーニング内容例 | 生徒が得る力 | 学習効果への影響 | 将来への応用 |
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指導方針 | 単元の知識を「組み合わせて使う」練習を通じて、実戦的な思考力を育成 | 単元融合型問題演習/場面ごとの使い分けトレーニング | 「知っている」知識を「場面に応じて使える」状態へ変える力 | 応用問題への対応力が向上し、得点の幅が広がる | 論理的な場面適応力・思考の応用スキルとして発展 |
テーマ設計 | 思考手順・解答構造を明示し、論理的に「考え方を組み立てる」練習に重点を置く | 要素分解シート/「問い→根拠→構成」演習/記述構造ワーク | 解答を順序立てて考える構成力/筋道を持った答え方の習得 | 記述問題・資料問題での部分点・加点につながる解答が書けるようになる | レポート作成・提案・文章化スキルなどに直結する構成力 |
資料活用力 | 図表・本文・複数資料を整理し、必要な情報だけを選んで説明に使う力を伸ばす | 資料型記述トレーニング/情報のピックアップ&再構成練習 | 複数の情報から必要な内容を選んで使える「整理力・統合力」 | 資料読解問題での得点率上昇/混合型問題への強さがつく | 情報編集力・読み取りから判断・要約・発信までの力の総合基礎 |
表現手法 | 「型のある記述」をテンプレートで練習し、書き方の迷いをなくしていく | 記述テンプレート練習/論理マップ/自作解答構成チャート | 考えを短く・筋道立ててまとめられる/「書ける自信」が育つ | 記述設問の安定対応/読みやすく採点されやすい答案が書けるようになる | 意見表明・自己表現・志望理由作成にも転用可能な“伝える型”を習得 |
学びの接続性 | 基礎理解と応用演習を行き来しながら、実力を定着させる“往復型学習”を実現する | 関連単元リンク/「基礎に戻る→応用に戻る」設計/つまずき別復習ルート設計 | 応用でつまずいたときに自力で戻れる“学び直しの道筋”の習得 | 応用力の底上げだけでなく、自立的に学び続ける姿勢も育まれる | 高校内容・大学受験・探究・研究・社会課題解決型学習にも対応できる基礎力形成 |
応用・記述・単元融合への橋渡し演習
定期テストや入試では、単元ごとの知識を問うだけでなく、「複数の内容を組み合わせて考えさせる問題」「記述で根拠や考えを示す問題」が増えています。
この第3層では、個別指導ならではの段階的な演習と表現練習を通じて、以下の力を養成します:
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習った単元や公式を**「どの場面で、どう使うか」を自分で判断する応用力**
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解答の過程や理由を**「書いて説明できる」表現力**
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異なる要素を整理し、組み合わせて答えを導く論理構成力
わからないところに戻れる個別指導だからこそ、応用問題にも“根拠ある対応力”をもって挑戦できるようになるのがこの層の特長です。
「とりあえず答える」ではなく、考え方・組み立て方・伝え方まで指導することで、本物の実力へとつながります。