【通常マトリクス】|保護者説明・広報用
セクション | 指導のテーマ | 具体的な指導内容 | 生徒・保護者の変化イメージ | 成果として見えるもの |
---|---|---|---|---|
01 | がんばる力を、伸ばす | 継続力・努力を“スキル”として育てる環境と声かけ | 「頑張れば報われる」と実感し、自分の努力を信じられるように | 学びへの前向きな姿勢/自発的な取り組み |
02 | 習慣化の設計 | 時間設定・タイマー・自己管理ツール・声かけの仕組みを導入 | 「やる気」でなく「仕組み」で動けるようになる | 安定した家庭学習/自立的な行動形成 |
03 | 反復による定着 | 解き直し法・スパイラル方式・復習ノート・記憶法を体系化 | 「わかる」と「できる」の間を超えていく | 正答率の向上/処理スピード・精度の安定 |
04 | 成果の見える化 | 成長記録・スモールステップ・週次振り返り・確認テスト導入 | 努力の手応えがわかり、モチベーションが継続する | 点数だけでなく、行動や態度の変化が見える |
05 | 家庭との連携 | 進捗コメント・家庭面談・ファイル共有・親子ふりかえり習慣化 | 「塾と家庭のつながり」が可視化され、安心して応援できる環境に | 親子の対話の質向上/支援体制への信頼感 |
中堅校・基礎力重視コース|再設計マトリクス
🔢Unit | 📌再設計の視点 | ✖従来型との違い | 🌱育つ力(学力の変化) | 🎯評価軸へのアプローチ |
---|---|---|---|---|
01|導入+がんばる力を、伸ばす | 努力を“測る対象”ではなく、“育てる対象”と見なす | 「頑張る子は勝手に伸びる」から「頑張る力自体を育てる」へ | 努力すること自体が前向きな行動として内面化される | 努力のプロセスを細かく言語化し、“成長の兆し”に着目 |
02|学習は“習慣”がすべて | “やる気”ではなく、“仕組み”による継続性を設計 | 「自分でやりなさい」から「継続できる設計を家庭と共に」へ | “やらなきゃ”が“いつもやってる”に変わる自走力 | 生活リズム・勉強時間・行動ログによる定量的モニタリング |
03|反復で、できるようになる | “理解”ではなく、“再現可能な習得”へと接続 | 「覚えたか」から「繰り返して“できる”を体に刻む」へ | 「できるまでやる」を自然に実行できる粘りと安定力 | 反復履歴・定着率のチェックで“やったつもり”を防ぐ |
04|成果が“見える”仕組み | “点数”ではなく、“変化と成長”を成果として可視化 | 「点数主義」から「毎日の変化を言語化し積み上げる」へ | 小さな変化に気づき、継続のモチベーションを内在化 | 習慣化・努力・成果を“見える指標”として家庭と共有 |
05|親子で取り組む、学習の見える化 | “任せる”ではなく、“共に歩む設計”で関係性を再定義 | 「結果だけを報告」から「学習プロセスを共有する関係性」へ | 対話の中で自分の努力を語れる“自己認識力”が育つ | 学習の設計図を家庭と塾で可視化し、安心を設計する |
保護者から見た安心感のある説明
お子さまが毎日コツコツと勉強に向き合っている――それを間近で見守る保護者の方にとって、「今のがんばりはちゃんと実を結ぶのだろうか?」という不安は、とても自然なものです。頑張っている姿があるからこそ、結果に結びつけてあげたい。けれど、成績や点数だけでは、今どれほど伸びているのか、何がこの先につながっていくのか、見えにくいことも多いのが受験の現実です。
この【中堅校・基礎力重視コース】は、そうした保護者の不安に、確かな手ごたえで応えることを目指しています。私たちが大切にしているのは、「勉強ができる子」を育てるのではなく、「がんばる力そのものを育てること」です。そしてその力が、毎日の習慣となって根づき、繰り返しを通して定着し、やがて目に見える成果へと変わっていく――そんな一歩ずつの成長を支えるための、学習の“設計図”を整えています。
多くの保護者の方が、「うちの子は真面目にやっているのに、なかなか成果が見えない」と感じる瞬間があります。けれど、実際には、努力は決して見えないわけではありません。ただ、その“変化”をどう言葉にし、どう共有し、どう積み上げていくかという視点がなければ、見逃されてしまうこともあるのです。だからこそ私たちは、「努力を“育てる対象”として扱う」ことから学びを始めます。
毎日机に向かうこと。ノートを丁寧に書こうとする姿勢。昨日より少し長く集中できたこと。間違いを直すときの表情。こうした“がんばっている瞬間”を見つけ出し、言葉にして伝える。それを繰り返すことで、子どもたちは「頑張れば意味がある」「自分はちゃんと成長している」と、努力に対する肯定感を持てるようになります。
ただやる気を期待するのではなく、習慣という「仕組み」で学びを支える設計も、コースの中核です。時間を決めて机に向かう。短時間集中のタイマー学習を導入する。自分の学習記録を残すチェックシートを使う。こうした一つひとつの取り組みが、学びを「特別なこと」から「当たり前のこと」へと変えていきます。すると自然に、家庭でも安心して見守れる学習リズムが生まれ、生活全体が落ち着いていきます。
そして、この習慣が「実力」に変わるために不可欠なのが“反復”です。わかることと、できることの間には、大きな壁があります。その壁を越えるのが、繰り返すという地道な作業です。中堅校合格を勝ち取った生徒たちの多くは、難しいテクニックを使ったのではなく、「間違えた問題を何度も解き直す」「自分のミスをノートに書き出す」といった地味な作業を、毎日しっかり積み重ねていました。
こうした努力を“見える成果”に変える仕組みも、このコースの特長です。点数だけでなく、行動・態度・意識の変化を記録し、共有し、小さな成功体験として蓄積することで、「できるようになった自分」が子どもの中に残っていきます。結果として、自信が育ち、前向きな気持ちで次の課題に取り組めるようになります。
さらに、私たちは保護者との連携をとても大切にしています。進捗のコメント共有、家庭面談、到達シートやファイルの共有、親子ふりかえりタイムの提案など、家庭と塾が“学びのチーム”としてつながる体制を整えています。「塾に任せきり」「家庭だけで悩む」という状態をつくらず、子どもが“見守られている”と感じられる環境をつくることで、安心して努力を続けられるようになります。
中堅校の受験は、才能よりも「続ける力」「踏ん張る力」が勝負を分ける世界です。だからこそ、私たちは一人ひとりの努力を丁寧に見つめ、「やればできる」ではなく、「続ければ、できるようになる」と子ども自身が信じられるような学びの仕組みを提供していきます。
お子さまががんばっている今を、成果に変えてあげたい。結果だけでなく、自信と誇りを残してあげたい。そんな思いを持つ保護者の皆さまにこそ、この【中堅校・基礎力重視コース】を安心して選んでいただきたいと、私たちは願っています。
長バージョン
【01|導入+がんばる力を、伸ばす】拡張版
◆「うちの子、毎日がんばっているんです」
そう話してくださる保護者の方は、本当にたくさんいらっしゃいます。
- 毎日机に向かう。
- 言われたことはきちんとやっている。
- 学校でもまじめに取り組んでいる。
でも、テストの点数や成績だけを見ると「思ったほど伸びていない」ように見える。そんなとき、ついこんな思いが頭をよぎるかもしれません。
「このままで本当に大丈夫なの?」「努力はしてる。でも、この頑張りは報われるんだろうか?」
その不安、私たちはよく分かっています。
だからこそ、本コースではこう明言しています。
▶「努力は、裏切りません。」
ただし、努力を“見える成果”に変えるには、変換のしくみが必要です。
努力を「やっていること」から「できるようになったこと」へ。がんばりを「感情」から「自信」へ。
そして、日々の積み重ねを「安心できる歩み」へとつなげていく。
それが、この【中堅校・基礎力重視コース】の中心にある思想です。
【がんばる力を、伸ばす】
本コースの原点は、「がんばる力」そのものを伸ばす対象として扱うことにあります。「がんばれる子」は、生まれつきの性格ではありません。それは、“頑張る価値がある”と実感したときに伸びるスキルです。
■ 「コツコツやれる」は、ひとつの“才能”です
中堅校受験において最大の強みは、“継続できる子”が、確実に合格に近づける構造にあるということです。
- 派手な解法は使えなくてもいい
- 特別な知識がなくてもいい
- でも、「地道な努力」を継続できることが、最も点に結びつく特性なのです
そのため、私たちは「頑張る力」を“性格”で片付けず、指導によって育てる対象として位置づけます。
■ どんな頑張りにも、“伸びる入口”がある
「一生懸命に書く」「声に出して覚える」「宿題をきちんと提出する」「解き直しに時間をかける」
どれも、すぐには点にならないかもしれません。でも、そこに「意味がある」と伝える環境と、毎日を見守る指導があれば、それは「結果につながる努力」へと変わっていきます。
■ 小さな言葉がけが、大きな変化を生む
本コースでは、「がんばることそのもの」に丁寧なフィードバックを行います。
- 「毎日続けてえらいね」
- 「昨日より時間が伸びたね」
- 「間違いを直すのに、集中できてたね」
- 「ここ、ちょっと丁寧になってきたよ」
こうした一つ一つの言葉がけを通して、子どもたちは「がんばることに意味がある」「がんばりは認められている」と感じ、「もっとやってみよう」というエネルギーに変えていくのです。
■ 努力を努力で終わらせない、“育てる力”
「頑張っているのに、伸びない」――そう見える時期には、「がんばりの方向」や「学習の変換ポイント」が見えていないだけの場合が多いです。だからこそ、私たちは生徒のがんばりに対して:
- どこで停滞しているか
- どの部分が成長の兆しなのか
- 何が次の伸びを妨げているのか
――これらを“指導者の目線”で丁寧に見取り、調整・支援していきます。
■ 「頑張ることが、意味のあることだ」と思える子に
最終的に目指すのは、
「がんばることは損じゃない」「努力は、ちゃんと自分を助けてくれる」
――そう信じられる子どもを育てることです。
「やってよかった」「続けてよかった」「あきらめなくてよかった」
その実感を、生徒たちが自分の中で持てたとき、
受験の合否を超えた“強さ”が、子どもの中に残っていきます。
▶ 次章へ
「がんばる力」が伸びるとき、次に必要なのは、その努力を“習慣化”していく仕組みです。
次章では、【学習は“習慣”がすべて】をテーマに、毎日続けられる子に変えていくための環境と指導の工夫をお伝えします。
【02|学習は“習慣”がすべて】拡張版
◆ 「勉強が苦手」なのではなく、「習慣ができていない」だけかもしれません
勉強に取り組めないお子さまの多くは、「やる気がない」のでも、「頭が悪い」のでもありません。“学習を日常に組み込むサイクル”が確立していないだけなのです。
本コースが大切にしているのは、勉強を「特別なこと」にせず、「毎日やるのが当たり前」に変えること。つまり、学力の伸び以前に、学びの“生活化”が最優先テーマなのです。
■ 習慣とは「意志」ではなく「設計」
「やる気があれば勉強できる」と考えてしまうと、勉強できなかった日=やる気がない=ダメ、という構造になりがちです。でも実際は、やる気とは波があるもの。だからこそ、「やる気がなくても続く仕組み=習慣」が必要なのです。
本コースでは、意志や根性に頼らず、行動を自然に引き出す“習慣設計”を行っています。
■ 習慣づけを支える4つのしくみ
① 「学習タイム」の固定
毎日、同じ時間に机に向かうことで、身体が学習モードに入るようになります。これは、集中力や記憶力の安定にも効果的です。
例:「夕食後の30分は漢字と英語」「学校の宿題は19時までに」など
② 「タイマー学習」の導入
長くやろうとせず、15分×3セットなど、短時間の集中を繰り返す工夫で「集中が続く」成功体験を増やしていきます。
③ 「自己管理ツール」の使用
学習チェック表・ルーティン表・やったことシートなどを活用し、“自分で動かしている感覚”を持たせていきます。
④ 「声かけ・見守り」も“習慣”に
「今日はいつ勉強する?」「昨日と同じ時間でいい?」と、問いかけるだけでも、子どもの“行動スイッチ”になります。
■ 習慣ができると、学力以外も安定する
学習習慣が定着すると、自然と生活習慣・感情の安定・自己管理力も育ちます。
- 寝る時間が安定する
- 食事・入浴・勉強のリズムが整う
- イライラや焦りが減る
- 成績が上がっていなくても“やるべきことはできている”という安心感が生まれる
結果的に、子どもの表情も前向きに変わり、保護者も「見ていて安心できる」と感じられるようになります。
■ 習慣は「家でやれる子」を育てる武器になる
中堅校合格を勝ち取った生徒たちの共通点は、「家でちゃんと勉強できていたこと」です。
- 決まった時間に机に向かう
- 昨日のやり直しを当たり前にやる
- 自分でやることをリスト化して動ける
これは、決して“特別な子”だけができることではありません。習慣という「道具」を身につけた子が、それを武器に変えられただけなのです。
■ 家庭学習は「親が教える」ものではない
よく保護者の方から、「家で教えるのが難しくて…」「親が教えるとケンカになる」という声をいただきます。
本コースの考え方は、明確です。家庭学習とは、「親が教える」ものではなく、「家庭の中に、“学習習慣”という場をつくること」なのです。
親がやるべきことは、教えることではなく、仕組みと環境を整えること。そして私たちは、その習慣設計をご家庭と一緒に行う存在でありたいと考えています。
▶ 次章へ
習慣ができてきたら、次に必要なのは、その毎日が「確かな実力」へと変わっていくための反復と定着の仕組みです。
次章では、【反復で、できるようになる】をテーマに、中堅校合格に必要な「基礎の定着」と「繰り返しの技術」について、具体的にご紹介します。
【03|反復で、できるようになる】拡張版
◆ 「うちの子、分かってるのに点が取れないんです」
保護者の方から、こんな声をよくいただきます。
- 「問題を見れば分かるみたいなんです」
- 「説明はできるのに、テストになると間違える」
- 「復習もしてるはずなんですが、結果が出ない」
その原因の多くは、“理解”と“定着”がズレていることにあります。つまり、「わかる」と「できる」の間にある“壁”を超えられていないのです。
■ 「理解したつもり」では、テストで点は取れない
人は、一度見たものを「分かった」と錯覚します。しかし、“できる状態”になるには、脳が“使える知識”として再整理し、定着させる必要があるのです。それを支えるのが、「反復」です。
■ 反復は、“記憶”と“技術”の両方を定着させる
本コースでは、単なる丸暗記ではなく、思考と記憶の両方を強化する反復設計を取り入れています。
🔁 たとえばこんな反復を行います:
- 「解き直し3回法」:間違えた問題は、1日後・3日後・1週間後に再挑戦
- 「復習ノート」:自分が間違えた理由と、正しい思考手順をまとめ直す
- 「声に出す記憶法」:国語・英語・理科社会の用語は、目→耳→口を使って脳に定着
- 「スパイラル方式」:単元ごとではなく、周期的に前の単元に戻る設計
これにより、“一時的な理解”ではなく、“再現できる知識と技術”を育てていきます。
■ 「もう分かっている」子ほど、反復が必要です
成績が安定しない子ほど、「できる問題を1回だけやって満足している」ことが多く見られます。ですが、入試で出される問題は、「解いたことがある」ものではなく、「使ったことがある」知識を応用させる問いです。
✅ 「やったことがある」ではなく、「できるようになるまで繰り返す」
✅ 「覚えた」ではなく、「忘れにくい形で整理し直す」
この違いを教え、習慣にしていくのが、私たちの役割です。
■ 反復で“点につながる学習回路”をつくる
反復の目的は、「忘れたらやり直す」ことだけではありません。それは、学力の回路を“自動化”させることでもあります。たとえば
- 英語の並び替え問題:構文を体にしみこませ、スピードと精度を上げる
- 数学の文章題:よく出る型を何度も繰り返して、読んだ瞬間に解法が浮かぶようにする
- 社会の記述:頻出テーマを何度も練習し、問いの構造を体得する
このように、繰り返すことで「考え込まずに動ける力」が育ち、試験本番での処理スピードと正確さに直結します。
■ 「やればできる」を、「できるまでやる」に変える
「1回で理解できる子」よりも、「同じ問題を3回繰り返せる子」が、実は安定した合格力を持つというのが、私たちの実感です。中堅校の合格者に共通するのは、
- 「解いた問題を何度も見直していた」
- 「できないところだけを毎日復習していた」
- 「“完璧になった”と言えるまで、しつこくやりきっていた」
という、地味だけど確かな努力の積み重ねでした。
■ 反復こそ、「努力を結果に変える回路」
保護者の方が最も望んでいるのは、「うちの子が、やった分だけちゃんと伸びていってくれれば…」という実感ではないでしょうか。その願いを叶えるのが、「反復によって努力が成果に変わる」学習環境です。
- 📈 「何度もやった結果、定着した」
- 🧠 「失敗を繰り返すうちに、覚え方が分かってきた」
- ✍️ 「3回目でようやく正解できたとき、自信になった」
このような体験を通じて、“やればできる”ではなく、“できるまでやればいい”という自己肯定感が育っていきます。
▶ 次章へ
ここまでで、「がんばる力」「習慣づけ」「反復による定着」についてご紹介してきました。次に大切なのは、こうした学びを“成果として見える形”にすることです。
次章では、【04|成果が“見える”仕組み】をテーマに、お子さまの努力が「見える成果」となって現れる仕組みづくりをご紹介します。
【04|成果が“見える”仕組み】拡張版
◆ 「頑張っているのはわかる。でも、本当に伸びているのか分からない…」
これは、成績に一喜一憂するご家庭が抱えやすい“見えない不安”の典型です。点数が上がらない時期には、
- 「ちゃんとやっているのに…」
- 「いつになったら結果が出るの?」
- 「勉強って、こんなに時間がかかるものなの?」
と、親も子も焦ってしまいがちです。
でも、努力の成果は、最初に“点”ではなく、“変化”として現れます。そして、その変化を“見える形”にしてあげることが、子どもの自己肯定感を育て、次の行動につながる原動力になります。
■ 「成長が見える」と、人は前に進める
私たちが考える“成果”とは、単に「点数」や「成績表の順位」だけではありません。
- 「昨日より5分多く机に向かえた」
- 「前よりも丁寧にノートが書けた」
- 「1問解けなかった問題が、今日は解けた」
- 「テストの解答に“自信があった”と初めて言えた」
このような、小さな「できた!」の積み重ねを本人に“実感”させる仕組みこそが、学力を支える土台なのです。
■ 本コースで実践している「成果の見える化」5つの仕組み
① 週ごとの「できたことシート」
毎週、「先週よりできるようになったこと」を記録。
→ 解けた問題数/覚えた語句/継続した日数など、点数以外の成果を振り返る。
② 「確認テスト+自己評価」
毎回のミニテストに、「自分の手応え」や「努力度」を自己評価として記入。
→ 点数と気持ちのギャップを見える化し、“点以外の成長”を意識化。
③ 「成長ジャーナル」指導
1週間に1回、「自分が伸びたところ」を言語化する時間を設ける。
→ 曖昧な自信を「言葉にして残す」ことで、自己効力感が強まる。
④ 「スモールステップ・マップ」
各単元や課題に小さな“達成目標”を設定。
→ 「1週間で漢字20語」「理社の語句を15個覚える」など、目に見える達成感を設計。
⑤ 保護者との「共有コメント」
定期的に「お子さまの成長ポイント」をお伝えするコミュニケーション。
→ 親が“褒める材料”を持てることで、家庭内でも前向きな対話が増える。
■ 「見える成果」が子どものモチベーションを引き上げる
テストで思うような点数が取れなかったとき、「でも前よりは○○ができるようになってきた」と自分で言える子は、心が折れません。
- 点数は変わらなくても、「できること」が増えている
- ミスは減ってきている
- 書き直しが上手になってきた
- “前より苦手じゃなくなった”と感じている
こうした実感があるだけで、子どもの表情はぐっと明るくなり、「次は、もっと頑張ろう」と思えるようになるのです。
■ 成果を「共有すること」が、家庭の安心にもつながる
保護者の方にとっても、「今、何ができていて、どこが課題か」が分かっていると、必要以上に焦ったり、叱ったりすることが減ります。
だからこそ本コースでは、「成果の見える化=家庭との“対話の言語”」と位置づけ、以下のような取り組みも実施しています:
- 📄 進捗レポート(チェックシート+コメント)
- 📞 面談時の「できるようになったこと」共有
- ✉️ 指導報告メールや学習記録の共有
- 📊 模試結果や学習到達のグラフ化
これらを通じて、「子どもが何を頑張っているのか」が目に見えるようになり、ご家庭での会話が“心配”から“応援”へと変化していきます。
▶ 次章へ
「がんばる力」を伸ばし、「習慣」を作り、「反復」で定着し、その努力が「見える成果」として実感できるようになったとき、子どもと保護者の信頼関係は、より強いものになります。
次章では、【05|親子で取り組む、学習の見える化】をテーマに、学びの“共通言語”をもつご家庭の在り方と、塾との連携のあり方をご紹介します。
【05|親子で取り組む、学習の見える化】拡張版
◆ 「子どもに任せる」と「一緒に歩む」は違います
中学生になると、少しずつ親子の距離が変化していきます。
「そろそろ自立してほしい」「干渉しすぎるのも良くない」
――そんなお気持ち、よくわかります。
でも、“任せっぱなし”にすることと、“自分のこととして歩めるよう支える”ことは、まったく違います。
本コースでは、学習を「家庭の中にあるもの」として共有し、“親子で一緒に学習に関わる”設計を大切にしています。
■ 家庭と塾は、「情報でつながるチーム」
子どもにとって最も安心できるのは、「塾と家庭の言っていることが一致している」状態です。
だからこそ私たちは、
塾内の学習進捗・課題・成果・目標を、保護者の方と共有しながら進めていきます。
■ 本コースが大切にしている“親子連携”のポイント
🔄 ① 毎週の「進捗コメント」の共有
チェックテスト結果や小さな変化を、講師からひと言メッセージでフィードバック。
→「うちの子、今こんなことを頑張っているんだな」と実感できます。
📝 ② 保護者面談で“日常の変化”を可視化
成績だけでなく、「家庭での様子」「最近の学習ペース」などをもとに振り返り。
→ 学習以外の変化(生活習慣・気持ちの波など)も丁寧に共有します。
🗂️ ③ 学習管理ファイルの共有(紙/デジタル)
進捗表・到達表・習慣チェックなどを可視化した「家庭と塾の共通ドキュメント」。
→ テスト前・模試後に見返すことで、“一緒に振り返れる材料”になります。
📆 ④ 週末の「親子ふりかえりタイム」の提案
たった5分でOK。「今週がんばったこと/来週やりたいこと」を話す時間。
→ 子どもが“自分の努力を自分で語れる”ようになります。
■ 子どもが安心できる“関係性”を育てる
「勉強しなさい」ではなく、「今どこまで進んでる?」
「また忘れてる!」ではなく、「前よりできるようになったね」
――そんな声かけが自然とできるご家庭では、子どもも落ち着いて取り組めます。本コースでは、
- 「子どものがんばりを見つけて伝える」
- 「結果より過程に注目する」
- 「“一緒に歩んでくれている”と実感できる親の関わり方」
を後押しするアドバイスや支援を、日々のやりとりの中に組み込んでいます。
■ 家庭との連携で、子どもに“安心の居場所”が生まれる
塾の中だけで頑張っていると、どこかで「学力」だけが評価対象になってしまいがちです。でも、家庭とつながることで、子どもは「存在そのもの」を見守ってもらえると感じられます。
- 点数が悪い日でも、「続けてることがえらいね」と言ってもらえる
- 模試の後に、「この前より丁寧に書けてたね」と見てもらえる
- 教室では見えなかった“その子らしさ”を、家庭が支えてくれる
こうして、学力の伸びと、子ども自身の安心感が連動するようになります。
■ 「学習の見える化」は、親子の対話を自然に生む
私たちが理想とするのは、塾・家庭・生徒が“三角形”で支え合える関係性です。
学習内容や成果が「見える」ことで、
- 子どもは「自分が頑張っていることを理解してもらえている」と感じられる
- 親は「過干渉にならず、必要なタイミングで関われる」と安心できる
- 塾は「家庭の理解と連携があるからこそ、細やかな対応ができる」と信頼できる
この“三者の見える化”こそが、努力を続ける力を育てる最も確かな土台なのです。
努力を習慣に。努力を成果に。努力を誇れる力に。
「うちの子、コツコツ頑張っているんです」「毎日やってるのに、なんで結果がついてこないのか…」
そんな保護者の声を、私たちは何度も耳にしてきました。そして、そのたびに思います。“その努力は、けっして間違っていません。” ただ、必要なのは、
「がんばりが成果に変わる仕組み」と「それを信じられる環境」です。
私たちがこのコースで目指しているのは、一部の「できる子」を伸ばすことではなく、今まさに“努力している子”の背中を、もう一歩だけ押してあげること。
- 毎日机に向かっている
- 少しずつ習慣ができてきた
- 苦手な教科も投げ出さず向き合っている
そんな子どもたちの姿こそ、伸びしろのかたまりです。そして私たちは、その伸びしろを「点数」に、「自信」に、「合格」へとつなげていく仕組みを用意しています。
このコースは、ただの学習コースではありません。
- 毎日の学びを「習慣」として根づかせ
- その習慣を「反復」で確かな基礎に変え
- その基礎を「成果」として“見える化”し
- その成果を「親子で共有し、成長の実感に変える”
そんな一連の「学習の設計図」を、私たちは一人ひとりに合わせて描いていきます。
合格は、特別な才能が連れてきてくれるものではありません。むしろ、「あきらめなかった子」「続けてきた子」が最後にたどり着く場所なのです。そして何より大切なのは、「やればできる子になること」ではなく、
「続ければ、できるようになる」と本人が信じられる力を育てること。
努力は裏切らない――それを、実際の“結果”で証明してあげられるように、私たちはそっと、でもしっかりと、子どもたちに寄り添っていきます。
お子さまの「やる気」と「習慣化」を育てたいと願う保護者の皆さまへ。
この【中堅校・基礎力重視コース】は、まさにあなたのご家庭のために設計されたプログラムです。学力と一緒に、自己信頼も育てたい。合格と一緒に、「がんばってよかった」という記憶を残したい。
そんなあなたと、今、ここでつながれることを心から願っています。