開成高校①

項目 指導の方向性 トレーニング内容例 生徒が得る力 入試との関係性 将来への応用
指導方針 思考の基本構造(順序・視点・言語)を意識化しながら育成 「なぜ?」と問う対話式指導/思考パターンの反復 思考の型づけ/問い方の定着/筋道の意識 開成の論理重視型設問への初期対応力 自主学習・ディスカッション・報告書の土台形成
テーマ設計 身近な事象や短文・図解から、考える訓練につなげる構成 短い物語から論理の流れを読む/図解→言語化トレーニング 身近な場面でも考え方を応用する力 設問の前提理解力/意図を先読みする初動力 構造的読解・ロジカルシンキングへの移行準備
資料活用力 情報の見方・読み取りを「構造」として捉え直す姿勢を養う 情報の分類/言い換え・要約トレーニング 整理力・因果把握・論点の抽出力 条件整理型・因果推論型設問の処理力 データの読み方/他者意見の構造分析などへ発展可能
表現手法 言葉にすることで考えを確定させ、再現可能な形にする力を育成 考え方の説明練習/言語テンプレートを使った出力 自分の考えを“言葉で説明する力” 論理構造を問う記述/小論文型問題の基礎トレーニング プレゼン・口頭試問・AIとのやり取りなどに通じる力
学びの接続性 各教科・単元における「考え方の共通点」を意識させる 「理科と社会の問い方は似ている」などの比較対話 学びの共通構造を認識/知識を抽象化して応用する力 複数教科の前提知識を前提とした設問の準備力 複数分野を組み合わせて課題解決に挑む基礎スキル

思考力の型をつくる「基幹トレーニング」

難関校、とくに開成高校の入試では、単なる知識の暗記や解法のパターンだけでは対応できません。
求められるのは、「問いをどう読み解き、どう考えを組み立てていくか」という“思考の骨組み”です。

この第1層では、まずその骨組み=「思考の型」を身につける土台作りを行います。
具体的には、

  • 基礎的な知識を正確に整理する力

  • 問題文を意味のかたまりとして捉える力

  • 複雑な条件を図や構造に置き換えて整理する力

  • 「なぜ?」「どうして?」と自問しながら考えを進める力
    といった、考えるための言語と順序を日々のトレーニングで繰り返し体にしみこませていきます。

この段階で重要なのは、「とにかくたくさん解かせる」ことではありません。
思考の流れを意識的に操作できるようになること、そして自分の考えを“言葉で表現する力”を養うことが目的です。

ここで培われた「思考の型」は、このあとに続く記述・融合・実戦演習のすべての基盤となります。