✅ 第1層 普通のマトリクス
セクション | 学びのテーマ | 指導内容の中心 | 生徒の変化 | 目指す到達点 |
---|---|---|---|---|
01|読むことへの安心づけ | 読むことへの苦手意識をなくす | 音読、語彙、短文からの段階学習 | 読むことに対する抵抗が減り、少しずつ読めるようになる | 長文読解にも前向きに取り組める下地を作る |
02|書くことへの自信づけ | 記述に対する「無理…」を払拭する | 1文記述練習・〇×添削・型の習得 | 書くことが怖くなくなり、書こうとする意欲が育つ | 簡単な記述を自力で構成・完成できるように |
03|漢字・語彙・文法の習得 | 国語の基礎力を“くり返し”で定着 | チェックテスト、プリント演習、道具としての文法 | 基礎語彙・表記力・文法意識が強化される | 読解・記述の足場となる国語基礎力の確立 |
04|古文・漢文の導入 | 「むずかしい」から「なじみがある」へ | 音読・型の確認・カード学習など | 古文・漢文に対する心理的ハードルが下がる | 基本的な読解・文法ルールに親しみをもつ |
05|努力の可視化と保護者共有 | 小さな成長を“見える化”して伝える | 小テスト記録・コメント・週報 | 子どもも保護者も「変化」に気づける | 見守りと声かけがしやすくなる家庭連携の土台 |
🔁 第1層 再設計マトリクス
🔢Unit | 📌再設計の視点 | ✖従来型との違い | 🌱育つ力(学力の変化) | 🎯評価軸へのアプローチ |
---|---|---|---|---|
読みの土台づくり | 音読・語彙を通じた“読める体感”の育成 | 「読む前提が整っていない」子に最初の助走をつける | 文章への苦手意識の緩和と文の意味把握力 | 音読・語彙確認→短文内容理解→中程度文章へ |
書く自信の育成 | 1文記述から始める“書ける体験”の構築 | 白紙提出や書けない状態への具体的な処方 | 書くことへの恐怖感が減り、自分の文で答えられるように | 書き出しパターン+〇×チェックによる習得確認 |
国語基礎の反復 | 語彙・文法・漢字を繰り返して定着 | 「読解ばかり」で崩れがちな基礎への再注力 | 言葉の意味理解、文法処理、誤答の自覚力 | 反復型小テストと使用頻度語彙の運用力アップ |
古文・漢文の“なじみ”設計 | 「音読+型」の導入で心理障壁を下げる | いきなりの文法解説で拒否反応を生む従来型からの脱却 | リズム・音・構造からの受け入れと文の輪郭理解 | 読めた語/句形/文の記録によるスモールステップ評価 |
成長の共有と見守り | 小さな進歩の“見える化”と共有 | “やってる感”だけで終わらない成果の提示 | 自分の進歩を実感できる→努力を継続しやすくなる | チェックシート・週次コメントで保護者の安心感を創出 |
🟡第2層 通常マトリクス|国語指導(成果・戦略・可視化型)
セクション | 学びのテーマ | 指導内容の中心 | 生徒の変化 | 目指す到達点 |
---|---|---|---|---|
読解指導 | 設問構造を読む | テーマ別構造整理(因果・対比・抽象⇄具体) | 「どこを読めばいいか」が明確になる | 読解の精度が安定し、選択肢で迷わない力 |
記述力強化 | 構成力を育てる | 理由→根拠→まとめの3ステップ/構成図づくり | 答案の骨格を意識して書けるようになる | 答案として評価される“組み立てた文章” |
可視化管理 | 得点に向けた戦略 | 成長グラフ・構成レポート・理解マップ | 何を強化すべきかが自分でも分かる | 復習・強化が自立的にできるように |
古文漢文対応 | 型と技法の習得 | フレーズ・文法・句形を視覚化+構造で指導 | 暗記ではなく「読める」実感がつく | 古典も得点源として扱えるように |
保護者連携 | 戦略と成果の共有 | 改善前後比較・注力設問の作戦提示 | 成果の理由が明確になり安心感が高まる | 家庭と塾の方針が一致し前向きな支援へ |
🟡第2層 再設計マトリクス|国語指導(成果・戦略・可視化型)
🔢Unit | 📌再設計の視点 | ✖従来型との違い | 🌱育つ力(学力の変化) | 🎯評価軸へのアプローチ |
---|---|---|---|---|
U1:選択肢問題 | 選ばれる理由に注目 | “合ってそう”から“理由のある選択”へ | 情報の取捨選択と論理判断力 | 選択理由を言語化/誤答分析による再現性 |
U2:記述設計力 | 答案構成プロセスの見える化 | 内容重視→構成重視へ | 書く前に考える力/書き出し・まとめの習得 | 3要素分析/構成チェックによる成長可視化 |
U3:読解フレーム | 文章構造に合わせた読み方 | 漠然読解→構造フレーム読解へ | 目的読み・構造理解・設問との照合力 | フレームマッピング/到達項目別チェック |
U4:古典対応 | 文型とルールに基づく読解 | 読みにくさの感覚依存→型から入る読解へ | 古典的語法の型習得・読解安心感 | 型に基づく読解テンプレート/漢字語彙連動 |
U5:成果可視化 | 「できること」の定量化 | 主観評価→客観データ化へ | 自分の力を自覚し、次の目標設定ができる | スコア・記述点推移・記述骨格の明示化 |
第3層 通常マトリクス|国語指導(構造・本質・再構成型)
セクション | 学びのテーマ | 指導内容の中心 | 生徒の変化 | 目指す到達点 |
---|---|---|---|---|
本文構造の読解 | 意味の設計図を読む | 論理構造マッピング/段落の機能分析 | 文章を“骨格”で理解しようとする姿勢 | 自力で構造を捉え、深く読める力 |
設問構造の解析 | 出題意図を読む | 設問順・選択肢配置の読み解き | 表面的な読みから構造的読解への転換 | 出題者の意図に応答する選択・記述力 |
記述構成力育成 | 再構築としての記述 | 要素抽出→配列→接続語→構成図 | 書く前に“組み立て”を意識するように | 記述を「伝わる構造文」として作れる力 |
古文・漢文の構造読解 | 型と言語の対応読み | 助動詞・敬語・句形を「意味ブロック」で整理 | 感覚でなく“構造と対応”で読むようになる | 古典も構造ベースで理解・応答できる力 |
思考の共有と可視化 | 思考骨格のフィードバック | 構造マップ/論点フレーム/設計図共有 | 思考の軌跡を言葉と図で共有できるように | 「なぜそう考えたか」を説明できる思考力 |
第3層 🔴再設計マトリクス|国語指導(構造・本質・再構成型)
🔢Unit | 📌再設計の視点 | ✖従来型との違い | 🌱育つ力(学力の変化) | 🎯評価軸へのアプローチ |
---|---|---|---|---|
U1:構造読解 | 文章の論理骨組みを読む | 意味理解中心→機能理解+構造可視化 | パラグラフの役割認識・接続による展開把握 | 段落機能・展開形式別の読解チェックシート |
U2:設問の意図読解 | 問いの“構成意図”を可視化 | 内容把握重視→設問設計の構造読みへ | 問いの順・配置・語彙操作の意図を読む力 | 設問構造マップと照合による理解確認 |
U3:記述再構成力 | 書く=設計する力を育てる | 自由記述→構成要素設計による記述へ | 解答構造・接続・順序の設計思考 | 要素・接続・構成順の評価ルーブリック |
U4:古典構文対応 | 意味の構造から読む古典 | 意味暗記→構造ブロックと展開の図解へ | 助動詞・句形・視点転換の操作能力 | 古典記述の「意味設計構成」評価基準 |
U5:思考骨格の共有 | 構造化された思考の可視化 | 答案の正誤→論点・構造・設計過程の評価へ | “なぜそう考えたか”を図解・言語化できる力 | フレーム・設計図を用いた思考フィードバック |
📘 国語指導マトリクス比較表(🟢習慣型〜🔴構造型)
観点 | 🟢第1層:安心・習慣・努力型 | 🟡第2層:成果・戦略・可視化型 | 🔴第3層:構造・本質・再構成型 |
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学びのテーマ | 「読む・書く・覚える」の繰り返しで土台づくり | 「得点力に直結する型と戦略」の習得 | 「構造を読み、再構成する読解」の育成 |
指導内容の中心 | 音読・語彙・漢字・1文記述・読み方の習慣化 | 選択肢の正解ルール/記述3ステップ/読解パターン | 本文構造マッピング/設問構成分析/記述再構成訓練 |
生徒の変化 | 「読めた!書けた!」という小さな達成感の積み重ね | 正解パターンや構成意識が芽生え、得点が安定 | 「構造で読む」「意味を再設計する」姿勢に変化 |
到達目標 | 国語に対する苦手意識をなくし、前向きに学べる状態 | 選択・記述を設計し、安定して得点できる力 | 構造・設計・再構成による論理的読解・記述力の獲得 |
🔁 補足視点(縦断的な育ちの違い)
項目 | 🟢第1層 | 🟡第2層 | 🔴第3層 |
---|---|---|---|
読み方の段階 | 声に出す/短文を読む | 構造を見て読む | 意味の展開と問いの設計を読む |
記述の発達 | 1文記述 → 型どり | 3ステップ構成 → パターン運用 | 再構成記述 → 構成図と設計意識 |
古文・漢文 | 音読/文法導入からの慣れ | 出題形式と語彙の整理 | 意味構造としての句・助動詞の理解 |
保護者共有 | 小テスト/読み書きの進捗 | 得点データと記述のビフォーアフター | 構造マップ/設計図による思考共有 |
第1層 保護者から見て安心感のある説明文
「読解問題になると手が止まってしまう」「記述ではいつも空欄で提出してしまう」「漢字や語彙がなかなか覚えられない」――そんな国語に苦手意識を抱くお子さまを、そっと支えながら前に進めていくために、私たちは“安心・習慣・努力”を軸とした国語指導を行っています。
国語は、「いきなりできるようになる」教科ではありません。むしろ、「少しずつ読めるようになった」「1文でも書けた」「この言葉の意味が分かった」――そんな小さな変化を重ねていくことが、確かな成長の土台となります。だからこそ私たちは、お子さまが“できた”と実感できる瞬間を見逃さず、その積み重ねを大切にしています。
たとえば、読解が苦手なお子さまには、長文や設問からではなく、「音読」「語彙」「短文読解」から入ります。声に出すことでリズムが生まれ、意味がつかみやすくなり、言葉への親しみが育ちます。そこに「意味のわかる語彙」を増やすことで、少しずつ“読める感覚”を定着させていきます。無理に読み進めるのではなく、「読める準備が整った」状態をつくることから始めるのが、当教室の方針です。
また、記述問題に対して「何を書いていいかわからない」「全部空欄にしてしまう」という悩みには、“1文から始める”というやり方で応えます。「主語+述語の文を1つ書く」という練習に、講師がすぐにフィードバックを返す。そして、書き直しを通じて「直せる」「伝わる」という感覚を積み上げていきます。記述の導入では、「〜と書かれている」「〜だから」などの“書き出しパターン”も使いながら、安心して書ける型を定着させていきます。
漢字・語彙・文法といった基礎力についても、ただ“覚える”のではなく、反復と使う練習を組み合わせたサイクル学習を重視しています。週ごとの範囲に応じて練習・チェックテストを行い、読解や記述の中で実際に“使ってみる”ことで、知識を「運用できる力」へと変えていきます。文法も、品詞や助詞の説明だけで終わらせず、「なぜここにこの言葉があるのか」を一緒に考える時間を通して、「ことばの仕組み」そのものへの理解を深めていきます。
さらに、古文・漢文に対しては、難しい知識や文法から入るのではなく、「音読」と「型」に親しむところからスタートします。リズムや音に触れることで「なじみ」が生まれ、「なんだか面白い」「ちょっとわかってきた」という感覚が育ちます。返り点や句形のカード学習を通して、意味のとれる文を少しずつ増やし、古文・漢文に対する心理的なハードルを下げていきます。
保護者の皆さまにとって、「この子、国語で大丈夫かな」という不安は、点数ではなく“勉強の姿勢”や“自信の有無”に現れることが多いものです。だからこそ私たちは、毎週の小テスト結果、今週できるようになったこと、先週との違いなどを、簡潔なコメントとともにご報告しています。「この1週間で、書けなかった記述が1文書けるようになりました」「漢字の意味をきちんと説明できるようになりました」――そんな“変化の兆し”を、講師と保護者で共有し、見守る体制を整えています。
国語は、焦らず、ゆっくりでも、必ず伸びる教科です。読み取れること、書けること、使えることが1つずつ増えていくたびに、お子さまの中には「もっとできるかもしれない」「国語も悪くないな」という前向きな気持ちが芽生えていきます。私たちは、その芽を丁寧に育て、子どもたちが「国語を自分の力にできた」と実感できるまで、しっかり伴走してまいります。
第2層 保護者から見て安心感のある説明文
「国語はセンスじゃない。点の取り方を“設計”できる教科です。」
そう言われても、実際には「読めてるつもりなのに選べない」「記述で毎回減点される」といったお悩みを多くのご家庭から伺います。特に中学生の国語では、「なんとなく読んで何となく答える」では結果が安定しないことがほとんど。だからこそ私たちは、「構造の理解」と「解答の設計」という2つの観点から、国語を“戦略的に学ぶ教科”として再設計しています。
当教室の国語指導では、まず設問構造を読み取る力を養います。たとえば、選択肢問題では「合っているものを選ぶ」のではなく、「なぜそれが選ばれるのか」という根拠を重視。文章中の“答えの根拠”だけでなく、選択肢の構造(言い換え・具体⇄抽象・省略要素)を分析し、“選ばれる理由”を見抜く訓練を重ねていきます。その結果、生徒たちは「なんとなく正解」から「理由があって正解を選べる」読み方に変化していきます。
記述指導では、「書けること」よりも「評価される構成」を重視します。生徒には「理由→根拠→まとめ」の3ステップを習得させ、「何を書くか」ではなく「どう構成するか」を先に考える力を育てます。記述前には構成図を一緒に作成し、書いた後には「構成チェック」によって改善点を可視化。このサイクルによって、白紙だった答案が徐々に「骨格のある記述」へと成長していきます。
読解指導においては、「構造的に読む」ことに徹底的にこだわります。因果・対比・抽象と具体といった構造フレームをもとに、文章ごとの“設問の狙い”を視覚化し、問いとのつながりを明確にします。漠然と読むのではなく、「設問にどう答えるか」という視点から文章をフレームで読み解く。これにより、文章全体の構造をつかみながら、「どこを読めば正解に近づけるか」が見えるようになります。
古文・漢文指導でも、「読めるルール」と「得点できる技術」にフォーカスしています。古文では、助動詞や敬語といった文法をフレーズや視覚資料とともに整理し、単語・文構造・設問形式を三段階で処理するトレーニングを実施。漢文では、返り点や句形を型として定着させながら、“文の流れを読み切る”語順読解へとつなげます。ただの暗記ではなく、「読める感覚」と「点に結びつく型」の両立を目指しています。
そして最大の特徴は、“成果の可視化”です。当教室では、月ごとに記述点・選択肢正答率・語彙定着率などをグラフで管理し、生徒の国語力を「見える形」で追跡します。また、記述構成レポートや理解マップを使い、「何が伸びていて」「どこを強化すべきか」を明示。これにより、本人も保護者も「どうして伸びたのか」が納得でき、次に向けての戦略を立てやすくなります。
保護者の方には、こうした“設計された学習プロセス”を共有しています。たとえば、「テストでこの問題に注力した結果、構成力が向上し、記述点が3点伸びました」「次回の模試では対比構造型の読解に比重を置きます」といったように、単なる“できた/できなかった”ではない、“成果までの道筋”を丁寧に報告。保護者と講師が「同じ設計図を持って学びを支える」状態をつくることで、お子さまが安心して前向きに取り組める環境を整えています。
国語は、感覚やセンスではなく、「構造と設計」で得点できる教科です。選択肢の選び方に理由が持てる、記述で自分の言葉が評価される、その確かな手応えが、「国語は苦手」から「国語は戦える」に変わっていきます。私たちは、その変化を“戦略と思考の可視化”で支えながら、お子さま一人ひとりの成長に合わせて伴走していきます。
第3層 保護者から見て安心感のある説明文
「読むとは、情報を再構成する力を育てること。」――それが、私たちの提案する“構造型国語指導”の出発点です。
「本文は読めているはずなのに、設問にうまく答えられない」「記述で何を書けば点が取れるのかわからない」「古文や漢文は、感覚的でどうにも苦手」こうした声に対して、私たちは“感覚”や“勘”に頼るのではなく、“構造”という視点を軸に、国語の思考力を本質から育てていく指導を行っています。
国語は、単に「文章を読む」教科ではありません。文章の骨格(=意味の設計)を捉え、問いの構造を読み解き、得られた情報をもとに「どう構成して答えるか」を問われる教科です。つまり、国語とは「意味の再構成」を訓練する、構造的な思考教科だと私たちは考えています。
たとえば本文の読解では、段落ごとの機能(主張・補足・例示・対比など)をマッピングし、「どこで論理が動いているか」「何が展開の軸になっているか」を可視化します。文章の接続語や段落の順番から、“意味がどう流れていくか”を構造図で整理することで、「読みながら構造を捉える姿勢」が自然と育っていきます。
設問の読解では、「どの順番で」「どんな言い換えを使って」「どのような誘導で」読者を導こうとしているかを分析します。正解を当てるのではなく、「この問いはなぜこの位置にあるのか」「選択肢はなぜこの構成になっているのか」――つまり出題者の意図そのものを読み取る練習を重ねることで、「設問に構造で応答する」力が育っていきます。
さらに記述指導では、情報の抽出→配列→接続語設計→全体構成という手順をもとに、記述そのものを“再構成された文章”として捉えるよう指導しています。単に「本文中の言葉を使って答える」のではなく、「評価されるための構成とは何か」を問い、採点基準を見据えた構成図トレーニングを行いながら、「記述を設計する」という意識を定着させていきます。
古文・漢文においても、“型”や“語彙”の暗記にとどまらず、「意味の構造」をもとに読解する指導を実施しています。助動詞や敬語の機能を“意味ブロック”として捉え、語順や主語の転換に注目しながら文章の骨格を追う。漢文では返り点の技法よりも、「句形がどんな論理展開を生んでいるか」を再構成の視点で読み直す。このように、現代文と共通する“構造の読み”を軸にすることで、古文・漢文にも一貫した読解姿勢が育ちます。
そして、これらのすべてのプロセスは、保護者の方とも“構造的に共有”していきます。答案の結果だけでなく、そこに至るまでの「思考の軌跡」――構造マップ・設問分析シート・記述設計図などを通じて、「なぜ正解できたのか/できなかったのか」を言語化し、学習の質そのものを報告しています。「うちの子が何を考えて解いているのか」「どこで視点が変わったのか」がわかることで、保護者の皆さまにも“伴走者”としての安心感をもっていただける仕組みです。
国語は、“何となく読んで、何となく答える”教科ではありません。構造を読み、構造で答え、思考を再構成する――その力は、入試を超えて、論文・レポート・プレゼンテーション・社会での交渉や発信にまで通じる、“本質的な知の土台”になります。
お子さまの中に「どうしてこの問いはここにあるんだろう?」「なぜこの順番で書いたら伝わるんだろう?」という“構造への問い”が芽生えたとき、その学びは確実に一段階、深くなっています。私たちは、そうした問いを見逃さず、育て、共有し、社会に通用する本質的な国語力へとつなげてまいります。
長バージョン
🟢 第1層向け|安心・習慣・努力型保護者向け 拡張版
「読む・書く・覚える――積み重ねが国語力をつくる。」
「うちの子、読解が苦手で文章を読むのが嫌いなんです…」「書くのも苦手で、記述になると全く手が動かなくなるんです」
そんな悩みを抱える保護者の方は多いと思います。
でも、国語は“才能”ではありません。小さな努力の積み重ねが、確実に成果へとつながる教科です。
当教室では、「読む」「書く」「覚える」という基本の繰り返しを通して、国語に苦手意識を持つお子さまにも“安心して取り組めるリズム”を育てていきます。
■ 読むのが苦手でも大丈夫。“読めるリズム”を一緒に作ります
国語が苦手な子に共通しているのは、
- 文が長いと途中で止まってしまう
- 漢字や語彙の意味があいまいで内容が理解できない
- 問題文を読む前にあきらめてしまう
という“読みづらさ”と“苦手意識”の重なりです。
だからこそ、まずは以下のような“読める土台”を丁寧に整えるところから始めます
- 音読:声に出して読むことで、意味がつかみやすくなる
- 漢字・語彙の確認:意味のわかる言葉を少しずつ増やす
- 短い文章からスタート:成功体験を重ねる読み方を指導
読み取る力は、一朝一夕ではつきません。でも、「1つ読めた」が「2つ読めた」に変わることで、少しずつ「読むこと=できること」へと意識が変わっていきます。
■ 記述が苦手な子には、“1文ずつ書く”安心の練習から
「記述問題は、何を書いていいかわからない」「全部空欄で出してしまう」
というお子さまでも、1文ずつ、手を動かす練習を繰り返せば、確実に書けるようになります。
- 【1文記述トレーニング】:まずは“主語+述語”の文を1つ書く
- 【〇×チェック方式】:書いた文を講師と一緒に確認し、直す→繰り返す
- 【書き出しパターン練習】:例「〜から」「〜と書かれている」など、最初の一言を覚える
このような練習を通じて、子どもたちは徐々に「書くのが怖くない」状態になり、「答えられた」「伝わった」という実感をもてるようになります。
■ 漢字・語彙・文法も、“くり返し”で自然と身につく
当教室では、以下のような基本力を育てるサイクル学習を行います
- 【漢字練習】:週ごとの範囲を決めて、書いて覚える+チェックテストで確認
- 【語彙プリント】:読解に出やすい言葉を日常的にインプット&アウトプット
- 【文法指導】:文節・品詞・助詞・接続語など、読み解くための“ことばの道具”を習得
このような基礎の定着が、読解や記述に必要な“下支え”になります。基礎を軽視せず、“少しずつ・毎日”の繰り返しで、自然と力がついていきます。
■ 古文・漢文も「なじみ」から。「声に出す」+「ルールを知る」で安心感
古文や漢文に対して、「難しい」「何を言っているかわからない」と感じる中学生は少なくありません。ですが、実は古文も漢文も、“音”と“型”に慣れれば、グンと親しみやすくなります。
- 古文:書き下し文を一緒に音読 → 意味を少しずつ確認 → 助動詞や文末表現に慣れる
- 漢文:返り点・句形の型をカードや図解で視覚化 → 1文ずつ読んで意味をとる練習
最初は“古文って面白い音だね”“漢文ってパズルみたい”という感覚からで十分です。苦手意識が消えることで、「点数につながる教科」へと変わっていきます。
■ 保護者の方へ:“読めた・書けた”の小さな実感を共有します
🟢第1層のご家庭では、
- 勉強習慣をつけてほしい
- 自信をなくさず、前向きに学んでほしい
- 結果よりも“取り組む姿勢”や“少しずつの前進”を大切にしたい
という想いが多くあります。だからこそ私たちは、「今週できるようになったこと」「先週より変化したこと」を、毎週の報告コメントや小テストの記録で、わかりやすく保護者の方にお伝えしています。
■ 国語は、ゆっくりでも“必ず伸びる教科”
焦らず、あきらめず、一歩ずつ積み重ねていくことで、「読めた!」「書けた!」の感動は必ず訪れます。
その感動が、「やってよかった」「もっとできるかも」という、子どもたちの自信の芽を育てていくのです。
🟡 第2層向け|成果・戦略・可視化型保護者向け 拡張版
「点を取るための“型”と“戦略”が、国語力を変える。」
「文章は読めているのに、選択肢の正解率が安定しない」
「記述になると、いつも減点されてしまう」
「テストや模試の得点が、なぜ伸びないのかがわからない」
国語は「なんとなくできている」では、安定して点が取れない教科です。逆に言えば、“点の取り方”を意識すれば、誰でも伸ばせる教科でもあります。
当教室では、「設問構造」+「思考技術」+「解答設計」という3つの軸で、得点に直結する戦略型の国語力を育成しています。
■ 国語は、「センス」ではなく「技術」と「設計」で戦える
国語が苦手な子どもたちの多くが抱えているのは、「読めている気がするけど、正解が選べない」「何を書けばいいかわからない」という“曖昧さ”と“構造不在”の状態です。
だからこそ、以下のようなアプローチで得点力を伸ばしていきます
・選択肢問題:
→「正解の選び方」に明確なルールと手順を示す
→ “合っている”ではなく“選ばれる理由がある”選択肢を選ぶ訓練
・記述問題:
→ 理由→根拠→まとめ の3ステップ型で解答を設計
→ 書き出しパターンの訓練と構成図の作成で、空欄をなくす
・読解演習:
→ テーマ別(対比構造・因果構造・抽象⇄具体)で出題パターンを整理
→ 各文章に合わせて「どこをどう読めば設問に答えられるか」を明示
■ 点数を上げるための「可視化された戦略」
🟡第2層のご家庭が重視するのは、“頑張っていること”ではなく、“点数につながっているかどうか”です。
そこで当教室では、国語力を「見える化」する以下のようなツールを導入しています
- 単元別読解シート:記述・選択・語彙などの到達度をスコア化
- 記述構成レポート:生徒の答案を分解し、評価ポイントと改善点を提示
- 成長グラフ:月ごとの記述点平均、選択肢正答率、語彙定着率などを可視化
- テーマ別理解マップ:「因果」「対比」「主張展開」などの理解度を図式化
このように、「何ができていて、何が不足しているか」をデータで管理することで、戦略的な復習・補強・応用演習が可能になります。
■ 古文・漢文も“得点できる型”で指導
◯ 古文では:
- 文法の要点(助動詞・敬語・主語転換)を図解+フレーズで整理
- 単語・文構造・設問パターンを3ステップで組み立てる
- 問題を「現代文と同じ視点」で読む技術を習得
◯ 漢文では:
- 句形と返り点の「読解テンプレート」を習得
- 意味の流れに沿った“語順読解”トレーニング
- 説明文・会話文・命令文などのパターンごとの読み分け法も指導
どちらも、「覚えて解く」のではなく、“読めるルール”と“点が取れる技法”をセットで指導することで、安定した得点源へと育てていきます。
■ 記述答案の成長を“構成力”で見せる
記述問題では、「正しいことを書いているのに、点が取れない」という声がよくあります。
その理由は、多くの場合“構成力不足”にあります。
- 何を先に書くか
- どの表現を使うか
- どの情報をまとめ、どこで切るか
こうした「解答の設計図」を、生徒自身が描けるようにすることで、“答案として評価される文章”を構成する力が身につきます。
当教室では、「構成図トレーニング」や「文型組み替え演習」を通して、答案そのものの“骨格力”を育てています。
■ 保護者の方と“成果までの設計図”を共有します
🟡この層のご家庭では、「どのように点数に結びつけていくか」というプロセスの納得性を大切にされています。
だからこそ当教室では
- テストごとの到達点と課題点を一覧で報告
- 記述問題の改善前後を並べて比較提示
- 「次のテストでどの設問タイプに注力するか」の作戦共有
――これらを通じて、保護者の皆さまと「戦略共有」を行います。その結果、学習方針が明確になり、お子さまの学習も前向きに加速していきます。
■ 「なんとなく読む」から「設計して読む」へ
国語は、「答えにたどり着ける構造」を意識するだけで、短期間でも安定して点が取れる教科に変わります。
- 設問構造を読み解く力
- 説明できる読解の型
- 記述を構成する力
これらが揃ったとき、国語は“最も戦える教科”になります。
🔴 第3層向け|構造・本質・再構成型保護者向け 拡張版
「“読む”とは、構造を見抜き、意味を再構成すること。」
「なぜこの設問がこの順番で置かれているのか」
「なぜこの記述は点が入るのか/入らないのか」
「本文は、読まれるためにどう構成されているのか」
これらの問いを、“感覚ではなく構造”で読み解く――それが、私たちの行う「構造型国語指導」です。
■ 国語は、答えを探す教科ではない。“意味構造を再構成する教科”である
国語は「文章を読んで問いに答える」教科だと思われがちです。
しかし実際には、もっと高度な思考を要求されています。
- 本文の構造を捉え、意味の展開を読み解く
- 問いの形式と配置から、出題者の意図を探る
- 答えを導くための「再構成・再整理」の技術を使う
つまり、読解とは情報の“受け取り”ではなく、“再設計”の作業であり、その力は受験のみならず、論文、プレゼン、レポート、ビジネス文書にも通じる「知の骨格」になるのです。
■ 読解力の本質を問う3つのステージ
① 本文構造を読む:意味の流れを“図解”する
- パラグラフの役割(主張・補足・対比・具体例)を色分け・記号化
- 「展開型(起→承→転→結)」「対比型(A⇄B)」「問題提起→解決型」などの論理構造をマッピング
- 接続語と段落配置によって“どこで何を読ませたいか”を再構築
この段階で、生徒は「文章の骨組みは意味の設計図である」と体感するようになります。
② 設問構造を読む:問いの“配置と意図”を読み解く
- 設問の順番・選択肢の文型・語彙の対比などから、出題者の“誘導設計”を可視化
- 「この設問は本文Aパートの“ズレ”を確認している」「これは前段と後段の比較を意識させる問題」など、意図のレベルでの読解へ
- 正解選択肢は“答え”ではなく、“問いの意図に最も応答している構造”として位置づける
③ 答案構成力を育てる:意味の“再構築”を行う
- 記述問題は、情報の要素抽出 → 配列 → 接続語設計 → 推論補完という4段階で構成
- 「要約ではなく再設計された論述」としての記述技法を指導
- 10字記述から60字・100字・200字へと段階的に育成し、“読まれるための構造文”を生み出す力を高めていく
■ 古文・漢文は、“構造と言語の対応”で読む
🔹古文では:
- 助動詞や敬語の意味機能を、「役割」として把握(例:尊敬の助動詞は“主語を一段高くする装置”)
- 文型と展開のつながりを、「現代文と同じ構造記号」でマッピング
- 物語文では「語り手視点と登場人物視点の切り替え」を操作する
🔹漢文では:
- 句形と構文を、「意味順+構成ブロック」として読み取る
- 書き下し文に変換するのではなく、「意図通りに並べ直す再設計プロセス」として学ぶ
- 返り点の運用より、「どんな思考展開が書かれているか」を論理単位で読む訓練
古文・漢文を「意味の設計図」として読むことで、国語全体が“読むとは再構成である”という一貫した思想に貫かれていきます。
■ 出題者・採点者の視点で読む:「構造を問う」問いに構造で応答する
記述問題では、単に「本文中の情報を使ったかどうか」ではなく、「評価軸にのる構成」で書けているかどうかが決定的な差になります。
そのため当教室では
- 採点基準を逆算した「構成図」での解答設計
- 書いた答案を評価軸と照合し、「要素の過不足」や「構造の弱さ」をフィードバック
- 「要素は足りているが、並び順が逆で減点された」などの具体例をもとに、“点になる書き方”を習得
生徒は次第に、「何を書いたか」より「どう構成したか」を重視する読解姿勢へと変わっていきます。
■ 保護者の皆さまへ:思考の骨組みを育てたいご家庭に
🔴この層のご家庭では、
- 「テストで正解すること」より、「なぜその正解にたどり着けたか」の思考プロセス
- 「語彙力・表現力」より、「視点を持ち、構造的に意味を組み立てる力」
- 「国語の成績」より、「社会全体を読み解く知の基盤」を重視される傾向があります。
だからこそ私たちは、答案だけでなく
- 構造マップ
- 論点フレーム
- 回答設計図
などを用い、“読解と思考の骨格”を可視化した報告を共有しています。
■ 国語は、“構造の言語”であり、“再構成の訓練場”である
「読むとは、情報の設計を読み解き、それに構造で応答すること」この考え方をもとに、私たちは国語を教えています。
その力は、
- 入試の記述・作文・小論文
- 高校・大学でのリーディング・レポート
- 社会での情報整理・交渉・発信
あらゆる場面において、“自分の考えを構成する”ための思考OSになります。